べびばろぶろぐ

現在は食を中心としたブログです。

おうちで楽しんだ「お取り寄せ&テイクアウト」その2「うなぎ」

引き続き、お題「#おうち時間」ですが、大幅に脱線しつつ…

「おうちで楽しんだテイクアウト!…でも、落ち着いたらやっぱりお店でも思いっきり食べたいグルメ!」

と題して、今回は、今年(2020)に入ってから一気に虜になった

うなぎ

の超名店を取り上げます。(一番の趣味である「鮨」はそのうち取り上げます。多分。)

前回のSunday~に比べると長いです。覚悟してお読みくださいませ。

 

tabelog.com

 

東京・池袋西口近くにある、

うなぎ 「かぶと」

です。

 

今や鰻の「聖地」とも言われる超有名店なので、知っている方も多いと思いますが、食べログサイトでも全国の「うなぎ」ランキングで常に上位に輝く、名店中の名店です。


ちなみに、今大人気の某講談師のファンの方や、その方のラジオ番組(本当に面白いので是非とも)のリスナーの方ならよくご存知かと思いますが…


この「かぶと」、大変な人気で予約が取れないことはもちろんのこと。(最近まで数ヶ月待ち〜1年待ちが当たり前でした。現在はネット予約のみで予約解禁日時では一瞬で席が無くなる超争奪戦。基本的に年間で伺える回数も決まっています。)

 

ラジオ等でも語られている通り、先代店主がなかなかの…(以下自粛)というか、かなり特徴的な店主だったそうで、味は最高だが何ともハードルの高い鰻屋と言われておりました。

 

(先代店主の逸話は検索をかけるといろんな方のブログ等でも見つかります。覚悟してご覧ください。)

 

現在は、2016年からお店を継いだ2代目藤森さんが店主。


ある意味でのカリスマ性を持った初代大将からの世代交代は、相当のプレッシャーもあったでしょうし、腕はもちろんのこと、長年の常連さんはアクの強い(失礼)大将に惹かれて通われていた点もあったでしょうから…

 

さてどうなるか…だったわけですが…

これは、僕もこの店の虜になった理由の一つでもあるわけですが、今や実に穏やかな空気感のお店だと感じました。


実直できめ細やかな気遣いのあるとても優しい2代目大将と女将さん。暖かく丁寧な接客にすっかり心を掴まれてしまいました。


腕も先代と変わらず、いや、それ以上とも言われているようです。

 

「かぶと」には僕自身、まだ2回しか伺えていないのですが、(とは言え、今年に入ってから念願かなっての2回、なのでかなりの幸運)印象に残る特徴がいくつかあります。

 

一言で言うとまさに

「うなぎのテーマパーク」

 

鰻のあれやこれやを五感の全てを使って体感させていただけるお店なのです。


…そろそろさっさと鰻の写真とか出せって声が聞こえてきそうなので、お店の入店からの流れの中で色々と紹介いたします。


(まだ2回目の初心者が何を分かったように…なんて思われるかもしれませんが…ご容赦くださいませ。)

 

まずこちらが外観。

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基本的に17時〜、19時45分〜の2回転制。カウンター8席ほど、4人用のテーブル、奥に2人用の小上がり。

(2021年2月現在。緊急事態宣言中は15時〜、17時〜の2回転営業。)


時間になりましたら入り口で女将さんが名前で呼び込んでくださいます。

 

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初めて来店されるお客さんの多くは焼き台の前か、鰻を裁くまな板の前あたりの席に優先的に通されます。


女将さんや店員さんから飲み物を聞かれる他、まず藤森さんから今日の流れについて説明を受けます。

 

まずは本日、天然の入荷があるかどうか。
「かぶと」では現在、基本的にはお任せコースになります。


天然物に関しては入荷のタイミング、こればっかりは運なので、ある時ない時が当然あります。

 

天然の鰻のシーズンは春から冬眠に入る時期には漁が終わるので長くても12月まで。他の時期は養殖のみの提供になるそうです。


確かに、天然の鰻と養殖の鰻の味は違います。
とはいえ、いつどんな時でも天然物が最高!かというとそんなこともなく、養殖でも極上物は存在しますし、時期や産地によっても全く違う味わいになるとのこと。(脂の乗り具合とでも言いましょうか)


もちろん「かぶと」でいただく鰻は天然、養殖問わず、本当に美味しいものを頂けます。もちろんどちらも一切臭みはありません。


ちなみに、初めてのお客さんはどんな人であっても養殖のみの提供になるそうです。

これは「かぶと」の流儀なのですが…

他の店でも昨今は行われることが少なくなった、鰻の「捌きたて、焼きたて」の味を何より大事にしているとのこと。鰻の劣化は本当に早いのです。

 

まずは「かぶと」の流儀で鰻を体験してもらいたい、という思いがあるということなのでしょう。(この他にもいろいろありますが、ぜひお店で体験してみてください)


そして、先ほども書いたように、鰻は養殖でも個体差はもちろんのこと、時期や産地によっても違いがあるので、一期一会の味であるということ。


店主の目利きで選ばれた鰻の裁きたて、焼きたてを味わってもらう。そこに天然か養殖か、の味の違いの比較が入ってしまうと、混乱を招いてしまう。


例えば「今日は蒲焼は天然物が美味しかったけど、白焼きは養殖物の方が美味しかった」ということがあり得るのです。

 

なので、まずは比較的安定している養殖の鰻でかぶとの味を体験してもらいたいということでした。


2代目大将の藤森さん曰く

「今日はどれが美味しかったか、好みだったか、味、香り、食感などをその都度探っていって欲しい。食べた人それぞれの好みが大事」

と仰っていらっしゃいました。

 

今日この瞬間に美味しかった物、気に入った物はどれか、をその人それぞれに判断していく。このスタンスに深く共感いたしました。


僕は初めての来店では養殖鰻の産地違いの食べ比べを体験出来ました。そして今までの鰻の概念を覆される目眩く体験であったことは言うまでもありません。


2回目以降の来店では、天然と養殖の食べ比べ、さらに常連さんになると天然の産地違いでの食べ比べや、鰻の串も天然物が供されたりなんかも…!

益々深い体験が、いずれも入荷があれば、運が良ければ…ですが、用意されているようです。

 

さて、席について今日はどうしようか、ということを量も含めて、まずは藤森さんと相談します。

 

がっつり食べたい場合は白焼きと蒲焼を1本ずつ。もし食べきれない場合は持ち帰りも可能とのことです。

 

さて、お待たせしました。うなぎ丸々食べ尽くしコースの始まりです!

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この日は初めからお酒を。あまり他の店では見たことのない銘柄のお酒が揃っているので好みを伝えると次から次へとお酒がやってきます。


こちらは「かぶと」のスタンダード。鰻の味を邪魔しないスッキリとした「くくみ酒」。いつまででも飲めそう。
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お通しの大根。既にお酒が進みます。
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さて、鰻の串1本目は「えり焼き」の関東風。鰻の頭の部分を関東風の白焼きにして蒸す行程を経ている。タレで。


初めの1本から食べたことのない味。骨もあるが、柔らかく旨味が多い。
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2本目は同じく「えり焼き」の関西風。頭をそのまま焼いたものを塩で。

こちらの方が食感はカリッと。香りもダイレクトに感じられる。どちらも甲乙つけがたい。
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冷奴。こちらも池袋にある「大桃豆腐」から。

大豆の味が濃厚で何もつけずそのままで十分美味しい。途中から味変で藻塩を少し。
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(※若干閲覧注意)


さあて、いよいよ目の前で鰻が捌かれ始めます。

藤森さんの手際の良さと、まな板の上で最後の力を振り絞る鰻さんの格闘をついつい覗き込んでしまいそうになりますが…

藤森さん曰く


「後ろの壁を見ると黒い点がついてるところがありますが、それは全て鰻の血です。結構飛びます。
お客さんの服についてしまう分には洗えば取れるのですが、万が一目に入ってしまうと、鰻の血には毒がありますので、めちゃくちゃ痛いです。
なので覗き込まないようにお願いします。」

 

おお、確かに黒い点が…。

そして、捌かれてもまだまだうごめいている鰻さん…。

命を頂いているのですね…ありがたく…。
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こちらは2回目の訪問で見せていただいた、天然物。

色も全然違う!これがまぁ元気でした。

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こちらは「ひれ焼き」2本。

鰻は頭から尻尾にかけて、脂の乗りや味わいが深くなると言われており、普段、蒲焼等ではとられてしまう、背びれと尾びれを巻き込んだ串。


鰻の味が1番濃い部分とのこと。

1本で何匹分にもなり、「かぶと」の1日分の仕込みの量では足らないので「他の鰻屋からもかき集めてくる」。
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別日の「ひれ焼き」男性は3本でした!

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(※若干閲覧注意)
さて、こちらもかぶとの名物「鰻の心臓」です。まだピクピクと動いています。


え、しかも、血は毒だって…なのですが、飲み物と一緒に飲んでしまってくださいとのこと。栄養価は高く、何よりこれを出せるということは新鮮な証拠。

ちなみに噛んでしまうと、しばらく舌が痺れます。


他にも天然物の入荷がある時は天然、養殖のそれぞれの鰻の落とされた頭が回ってきます…!
(写真はなかなかのグロテスクな物なので自粛)
そこでそれぞれの匂いの違いを体験するわけですが…これが面白い!是非ともお店で。


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こちらは旨味系のお酒。辛口純米「なから」なみなみと。


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手際良く串打ちが行われていきます。
鰻屋でよく言われる「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」と言われることに関しては

 

「教えれば一通りはすぐに出来るようになります。」

「でも、これで満足してしまったら成長がなくなってしまうので、全て一生じゃないですかね?」

 

と明るく話されていました。

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続きまして、「肝焼き」です。内臓全部。よくある肝焼きと違って苦味とともに香りと甘味を深く感じます。


肝は本来こういうものとのことで、生臭くて苦味ばかりが立つものはちょっと怪しいですよとのこと。


ちなみに串が一品提供される度に、藤森さんの「初めての皆さまはちょっとだけ耳をかたむけてくださいね」で始まる説明がとても心地良いです。


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「一口蒲焼」。これはあらかじめ仕込んでおいたものを焼いているので、あくまで最後に出てくる蒲焼の前哨戦として。

既に美味しすぎる…。

 

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こちらは「鰻の尻尾」一番動いている部分。

この辺りからは日によっての入荷状況で若干ラインナップが変わるようです。

 

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次に「串巻き」と言われる、鰻の尻尾に近い部分の身の塩焼き。

食感、塩味だからこその鰻そのままの旨味。最高です。


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途中で出てくるお新香

日によって野菜の種類が変わります。カボチャも含めて生で食べても十分美味しい野菜のぬか漬け。しみじみうまい…。


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別日のラインナップ。

一つずつだけ残した段階で写真がないことに気づきました。すみません。


実は、私は普段お漬物はそんなに得意じゃないのですが、女将さんに


「◯◯さーん、お新香、少なめとかも出来ますから良かったら召し上がりませんかー?」
(「かぶと」では初回の訪問から名前で呼んでくださります。)


なんて言われちゃったら、もれなく頼んじゃいます。

 

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串ラスト「レバ焼き」肝焼きではなくレバーのみで。これだけの数ということは、何匹分?!

ちゃんとレバーの味がします。

 

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こちらもある時だけの「肝わさ」肝の甘さをよりダイレクトに感じられます。

わさびと淡路島の玉ねぎと一緒に。

 

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さてさて、いよいよ焼きあがりました!
こちらが白焼きです。鰻そのままを味わいます。


「かぶと」の白焼き、蒲焼は蒸す工程を挟まず、そのまま焼くという方法で供されます。
蒸すと食感は柔らかくなるが、どうしても香りや旨味が落ちてしまうという考えとのこと。

 

まずは何もつけずにそのまま。
うわ…鰻ってこんなに奥深い味がする物なのか、という気づき。
フワッフワな食感ではないが、適度な食感を残しながらの柔らかさ。


両端にあるのは海の塩と山の岩塩がそれぞれ。お好みで。
旨味、特に後味の余韻がぐわーっと増します。


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こちらも初めてのお客さん恒例の儀式ですが、白焼きをほんの少し取り分けて、卓上にある醤油をほんの少しかけて食べてみてください、と。


あー、白焼きってわさび醤油で食べたりしますもんね。ってやってみたところ…あれ、醤油の味しかしない…。


つまり、新鮮なうなぎの白焼きの繊細な味や香りに対して、醤油をかけるのはそれを台無しにしてしまうということ。(それを体感するためだけに醤油が置いてあります(笑))

 

捌いて時間のたった鰻の場合、わさび醤油でごまかして食べる必要があったのでは、というお話でした。


これは鮨ネタの魚についても同じように感じることがあるのですが、醤油って実は劇薬っていうか、かなり味も香りも強いものなんだな、と改めて感じました。

 

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蒲焼も焼かれていきます。


(ちなみに店内は写真はOKですが、動画は禁止です。見る人が見た時に「あれ、失敗してるじゃねーか」っていうのが嫌だからそうです。特に先代の目に止まるのが怖いとか(笑)

 

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焼きの技術、タレの香り、炭の香り…至福…。

 

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さあ、やってまいりました!やっぱり最後はこれ。「蒲焼き」です!おいしそ〜!


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この日は白焼きは静岡産、蒲焼は鹿児島産でした。

白焼き以上にふわふわの食感!タレと絡まっても負けないうなぎの奥深い味わい。

 

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ご飯。こちらのサイズは大中小の中。

少し固めの、この後タレをかけて鰻丼にするにはベストの炊き上がりです。


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少しずつ蒲焼のみで楽しんでからの…


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最高以外の何者でも無い。


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「かぶと」のタレですが、意外とサラッとしています。

いわゆる「秘伝のタレ」と言われるような物を想像すると、あれ?っと思うくらいにあっさり。


それが、うなぎの脂と合わさると、えぇぇぇっ?!ってくらいに味が変化!その日の鰻と合わさって初めてタレが完成します。


なので、蒲焼が乗ったお皿に残っているタレが本当に贅沢で至高の味なのです。余すところなくご飯にかけて頂きます。

 

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肝吸いと共に。心地よいコースの余韻…。

 

以上が「かぶと」の一連の流れです。以下は2度目に伺った時に出会えた天然物の白焼き


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こちらが白焼き半分のサイズ。見た目がそもそも全然違う!この日の天然は肉厚でした。東京湾

 

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こちらは同じ日に出された養殖の白焼き。浜名湖産。

 

で、す、が、

 

正直、味は好みなのかなと思ったのです。

この日の天然物は脂が乗っていましたが、旨味という点では養殖もしっかり。先ほどの藤森さんのお話も腑に落ちるわけです。


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更に、で・す・が!

 

この日の蒲焼に関しては全く違いました。

写真の上が天然半分、下が養殖1匹分。(白焼き含めて都合3匹分を2人で分けて頂きました。)こちらはどちらも浜名湖産。

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天然の味は鰻そのものの香りがまずガツンと来て、味の余韻を楽しんでると、もう一段乗り越えてくる味わいと香りがやってくる。

食感も蒸したのかと思うくらいにふわふわ。

 

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もちろん養殖の方もめちゃくちゃ美味しいんだけど、天然の凄みを感じました。

衝撃の食体験。忘れられない味になりました。

 

以上が「かぶと」の一通りになります。


随所に書かせて頂きましたが、藤森さんの最高の技術を持ってして頂く、うなぎの世界。


味はもちろんのこと、大将と女将さん、スタッフの方々とのコミュニケーションもとても暖かく、お話も興味深く、居心地の良いお店です。


確かに、最後の蒲焼を食べ切るまでの時間は2時間半。少しずつ作業が進みながらじっくり…なんですが、これがあっという間に感じられるくらいの内容の濃さです。


そして「かぶと」を体験することによって、他の鰻屋を更に楽しめるようになれると思います。
藤森さんもこう言った好みを探っていくまさに「鰻道」(勝手に命名)ノススメを語っておられました。

 

ここまで長い文章になるとは思っていませんでしたが、ここまで読んでくれた皆様には頑張ってプラチナ席をゲットして頂いて、是非ともこの最高の

「うなぎテーマパーク」

を体験していただければ、と思っております。

 

(2020年5月現在、次回予約日程は昨今の情勢の影響もあって未定なようですが、検索していただければ予約サイトは出てきます。まずは会員登録からどうぞ。)

 

料金は天然物がある時とない時で料金は変わりますが、10,000円くらいから、たらふく飲んで天然物もたっぷり頂いて20,000円までくらいが目安と思われます。

ちなみに2人とも酒を飲まない、追加注文は豆腐とお新香と肝わさ、白焼きと蒲焼を養殖1本ずつで2本、天然を1本。を、2人で食べた場合で合計27,000円くらいでした。

こちらも状況によって変化するでしょうが、ご参考までに。

 

もちろん価格以上の価値があります!

 

さて、ここまでで既に6000字オーバーなんですが(笑)お待たせしました、いよいよ本題です。


コロナ渦の中、うなぎ「かぶと」がなんとお持ち帰りのお弁当をやってくれています。

(※追記・2021年現在は終了。やはり店で味わっていただきたいとのことで、試行錯誤、感染対策を行なった上で営業されています。15時〜、17時〜の2回転です。)

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女将さんの話によるとコロナ渦でお休みされている鰻屋が多く、行き場を失う問屋さんの鰻をなんとか使ってあげたいという思いから始められたそうです。


かぶとのうなぎ弁当が1人前3,000円!家でも「かぶと」!これも最高に美味しいです…。冷めたら別のお皿に移して、それぞれチンして食べても最高です。


お昼に個数限定。話によるとどこまで続けられるかは未定とのこと。もちろん某サイトからの要予約。一瞬で無くなるので、頑張ってゲットしてくださいね。

 

…でもやっぱり、またお店のあの雰囲気で鰻を楽しみたい…!!!

 

少しでも早く、出来るだけ早く、安心して外で美味しいものを食べられる世の中に戻ってくれますように。


次回はいよいよ鮨?!

それとも前回から引き続きチャレンジしている洋菓子?!

 

次回も書きたいことをダラダラと書き綴ります。

もしよろしければ気長にお待ち頂ければと思います。

 

おうちで楽しんだ「お取り寄せ&テイクアウト」その1「おかし」

今回新たに趣味のブログを立ち上げてみました!
さてどこまで続くかな。

 

今回は

お題「#おうち時間

ということで、このコロナ渦のおうち時間で私が楽しんだ「テイクアウト&お取り寄せ」グルメを備忘録的にまとめていきたいと思います。

 

第一回は「お取り寄せお菓子」です。

私、趣味は「鮨」と言えるほど割と本気でお鮨が大好きなのですが、お菓子やケーキは専門外。
ですが、妻がカフェやケーキが好きなのもあって、たまにご一緒させていただいて(?)おりました。

 

コロナ渦の影響で家にほぼ篭りっきりの生活が続いてきたときに、妻が家で焼いてくれた

「バナナケーキ」

を思い出し、

「ねぇ、あれどうやって作るの?」

と聞いたところ

「すごく簡単だからやってみればー」

と言われて焼きはじめたのがこちら。

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ホットケーキミックスを使って作る簡単な物なのですが、少しずつレシピを変えながらグレードアップを試みています。もう5,6回焼きましたかね。朝ご飯に8等分したものを1つ、牛乳と共に頂くのが至福の時間なのです。

 

そんな中、やっぱりプロの味が食べたい…となるわけで。

 

暇を持て余した妻が検索しまくっておりますと…
普段は遠くて行けなかったり、行列がすごくてなかなか伺えなかったり、普段はお取り寄せをやっていないようなお店が、このコロナ渦のタイミングで、お取り寄せ出来るお菓子やケーキを出してくれているとのこと。
これは嬉しい限り!(出来れば直接伺いたいですが…)

 

販売している数自体が少ないのもあって、コンサートのプラチナチケット並に、マジで1分以内で無くなってしまうものが殆どですが…
皆様もおうち時間を少しでも気分良く過ごすためにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

あ、私、お菓子やケーキに関してはど素人なので…感想等はあくまで個人の意見です。

(情報は2020年5月6日時点の情報です)

 

今回のお店

sundaybakeshop.jp

Sunday Bake Shopのお取り寄せです。

東京 初台にあるお店。
妻曰く

 

・前々から行こう行こうと思っていたお店。

・基本的に週末しか開店していないので、タイミングが合わない。

 

とのことでした。
僕は初めて知ったのですが、何とも言えないゆるめなキャラクターの絵がとても可愛いです。

 

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こんな感じの可愛いお葉書やお菓子の説明が入ってます。

お取り寄せでの注文スケジュールはお店のホームページやインスタグラムで公開されていますが、先着販売の場合、ほとんどの商品が1分以内で売り切れてます(!)
(並行して試験的に抽選販売も行われているようです)

我が家の場合、半々くらいの勝率で、それでもこれだけの回数を手に入れることが出来ているのはラッキーだなと思っております。

 

それでは、ゲットしたケーキやお菓子の中からいくつか紹介します。

その1

ケーキ便 人気ものセット、BCBと春!

お店の定番として出されている人気のケーキのセットだそうです。

BCBはそれぞれ、ブラウニー、チーズケーキ、バナナブレッド。f:id:yukore:20200507160542j:image
コーヒーはもちろん赤ワインなんかのお酒とも合わせたいブラウニー

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バニラチーズケーキ。バニラ好きにはたまらない味。こう見えて結構軽い!

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半分に切った(半々で味わいたかったのです。ごめんなさい。)バナナブレッド。さすがプロの味は違います。説明にあったように「じんわり美味しい」そして「しみじみ美味しい」


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こちらも半分に切った(半々で楽しみました。ごめんなさい。)季節限定の「抹茶&ホワイト」。白いのは桜の花の塩漬け入りのバタークリーム。妻はこちらが一押し。

こちらの4点でした。2人暮らしには十分大満足の内容。幸せなお茶の時間を過ごさせて頂きました。賞味期限は出荷日プラス3日とのことでした。

他にも、もっと量の多いセットや魅力的なケーキのセットも複数ありました。

その2
おかし便 その12&その15
こちらは幸運なことに2度購入することが出来ました。

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こちらがその12

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一番の定番商品の「にゃんころうブレッド」シンプルな味わい。バターの香りがたまりません。小腹が空いた時に最適。

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その12では個人的にイチオシだったのはこちら。サクッとした食感の後に加賀棒茶の香りがもう…。

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こちらがその15。

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今回のイチオシはこちら。コーヒー、普段はカフェインがあまり得意ではないけども好き、という贅沢品扱いなのですが、口の中が幸せになります。

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こちらも健在。微妙に表情が違うのも良い。

あとココナッツクッキーも…止まらないですね。おかし便はそれぞれ5種類の焼き菓子が入っておりました。

ケーキの時もそうですが、上質な素材を使われた、シンプルで素朴な(ある意味「地味な」)味わいなんですが、どれもしみじみ美味しい…。
甘いもの、ほのかな甘さのもの、フルーツの味わい、塩気のあるもの、それぞれにあるので、様々なシチュエーションでついつい食べてしまいそうなおかしたちです。
実際に常連さんやスタッフさんたちにはこの「地味シリーズ」が人気なんだそうです。

そして、最後にご紹介するのは、おうち時間には最適なこちら。

その3

おうちでたのしく パンケーキKIT!

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全粒粉の挽きたての粉!

お店で木曜日限定で出されているものと同じものだそうです。今現在、ただでさえ手に入りにくくなっている(転売許すまじ)パンケーキミックスの豪華版。ついてくるレシピ通りに早く試してみたい…!

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以上。Sunday Bake Shopのお取り寄せでした。

 

何と言っても大変な人気なので、お店のホームページやインスタ等を随時チェックされて、販売のタイミングを逃さずチャレンジしてみてください。(つい先程も無告知?でおかしセットが売り出されたりしているようです…!)


(あ、倍率がさらに高くなるからやめてー、っていうツッコミは…ありそうですね。でも、この時期だからこそ、皆様にも是非味わって頂ければと…。)

https://sundaybakeshopshop.stores.jp

↑こちらが先着販売。

sundaybakesh.thebase.in

↑こちらが抽選販売。

他にも、お持ち帰りやお取り寄せをやってくれているパン屋さんや洋菓子屋さん等の有名店の多くでは、どうやらインスタでの告知が多かったり、DMのみでの注文だったりすることもあるようなので、気になるお店を随時チェックされることをオススメします。

多くの店で抽選販売も行われていますが、期間も短かったり、何度とチャレンジをしていますが、なかなか当たらない…ということも多いようです。

(妻は朝起きてチェックしていたのに、午後に見逃してあー…なんてことを繰り返しています。)

 

皆様もおかしや美味しいもので、どうしても鬱々としてくるおうち時間の中に少しでもゆるく、ほっこりした瞬間が多く生まれていきますように。

次回は…このタイミングでまさかのテイクアウトを…!でも、新型コロナが収束したらやっぱりお店で思いっきり食べたい…

 

うなぎ」の超名店、の予定です。